citta' di colore

“The Power of Landscape & Color”

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Funeral of Weathering

昨夜、たまたま見ていた「ラブカツ」。
この恋愛バラエティ番組は、僕のツボにはまらないので、
普段は見ない(苦笑)。
でも、昨夜は、ちょっと趣向を変えて、
ゲストの吉川ひなのが、
思い出の曲とともに過去の恋愛を振り返るというものでした。

この、吉川ひなの。
曲のセンスがとても良い(笑)。
どの曲もシチュエーションにピッタリだった。

その中で印象に残った曲が、
Coccoの「風化風葬」。

メロディも良かったが、なんと言っても
歌詞に惹かれた。
強いインパクトだけが、残った。

サングローズ
サングローズ
Cocco,こっこ,根岸孝旨




風化風葬
作詞・作曲/こっこ 編曲/根岸孝旨

崩れ堕ちるあなたに
最後の接吻をあげる
すがりついた昨日を
振り払って私は星を辿る

行かないでって言って
離さないと言って
救いを求めて
膝をついて呼んで

悲しみ愛より深いのは だあれ?
生まれ来る風に吹かれ 泣いて


でも大丈夫
あなたはすぐに
わたしを忘れるから



花を摘んで下さい
きれいな花を贈ってね
朽ちて傷む言葉と
冷めていくあなたを見届けるため

永遠だと言って
愛してるって言って
枯れていく夢を
腕に抱いて感じて

壊れてしまうのは何故なの なんて
今は動けない足で いつか


でも大丈夫
わたしはきっと
あなたを忘れるから
・・・忘れるかな?



行かないでって言って
その声で言って
後ろ髪引いて
無理にでも抱いて

悲しみ愛より深いのは だあれ?
生まれ来る風に吹かれ 泣いて

壊れてしまうのは何故
今は動けない足で いつか


でも大丈夫
あなたはもう
わたしを忘れるから
・・・忘れたかな?





沖縄出身のCocco。
スターの仲間入りをしていた2001年2月21日に
朝日新聞紙上にて突然活動中止を発表。
その日に沖縄限定でリリースされた曲が
この「風化風葬」でした。

活動中止の理由は、大好きな歌を商売にしたくなかったなど、
色々と憶測を呼んでいます。

沖縄に帰ったCoccoは、絵本作家として活躍しながら、
ゴミで汚れた沖縄の海岸の清掃活動も行っていました。
Coccoが中心となった、2003年の「ゴミゼロ大作戦」や
2004年の「ゴミゼロ大実戦」は、
「筑紫哲也 NEWS23」でも紹介されていましたね。


「風化風葬」の歌詞は、失恋を歌ったもの。
好きだという本心とは裏腹に、相手に別れを告げ、
気丈にその場を立ち去ろうとする内容、と言えるでしょうか。


でも。
この曲がリリースされた日、この曲がリリースされた場所、
そして、その後のCoccoの活動を鑑みると、
単なる失恋の歌ではないような気が。


この曲がリリースされた日を鑑みれば…
この曲の「わたし」をCocco、「あなた」をCoccoのファンとしたら?
突然活動を中止したCoccoからファンに対する
“メッセージ”と読み取れないだろうか。

“ホントは活動を中止したくない”


この曲がリリースされた場所を鑑みれば…
この曲の「わたし」をCocco、「あなた」を沖縄の人としたら?
綺麗な沖縄の海を取り戻そうとするCoccoから沖縄の人に対する
“メッセージ”と読み取れないだろうか。

“綺麗な沖縄の海を、一緒に取り戻そう”


この曲がリリースされた後のCoccoの活動を鑑みれば…
この曲の「わたし」をCocco、「あなた」を日本全国の人としたら?
突然活動を中止したCoccoから日本全国の人に対する
“メッセージ”と読み取れないだろうか。

“自分の胸の内を知ってほしい”



僕が目指す“街づくり”とは、
単なる景観形成ではなく、
単なる観光振興でもなく、
単なる地域振興でもなく、
地方の街が失いつつある“誇り”の復活にほかならない。

田舎に住むお年寄りが、
田舎に生まれ、育つばかりに都会的な生活を送れない子や孫を不憫に思い、
「こんな田舎に住んでるから…」
という自虐的な台詞を言わなければならないという“現実”。
この“現実”は、正しいと言えるのか。


その“街づくり”の手法として、景観形成や観光振興などがある。
いずれの手法も、気の遠くなる話だし、
多分の協力が得られているわけでもない。
だからと言って、諦めるわけにもいかない。
忍耐を通し、“理解者”を一人でも多く、
そして仲間を一人でも多く、得ていくしかないのである。

とは言いつつも、ときどき、
どこか彷徨っているような心境に陥ることがある。
そんな時の心境といえば、
この「風化風葬」の世界に近いものがある。

周囲に自分の本音を話すこともできず、
周囲に過度の期待をせず、
そして、周囲を温かく包み込む。
ひたすら、自分の中で、気持ちの折り合いをつけようとする。

自分的には…
この曲の「わたし」を“故郷”、「あなた」を“この国の誰か”とする。

“故郷を、大切に想ってほしいし、忘れないでほしい”



Don't worry.

You will soon forget me.
I will one day forget you. ...will I ?
You will soon forget me. ...have you forgotten ?



気丈な“わたし”が、此の曲の中に、いる。
なんか、切ないね。



とても良い曲に巡りあった、と思う。
吉川ひなのに、とりあえず感謝(笑)。

2月21日まで、もう少し。
6年前って、何してたかな?

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