citta' di colore

“The Power of Landscape & Color”

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preview 〜若冲展 in 相国寺〜

行って来ました、京都に。
予定通り、日帰りで(笑)。
6年ぶりになるのでしょうか?

目的の一つだった、
京都・相国寺承天閣美術館で今日から開催される
「若冲展」の先行プレビュー。
とても良かったです。
「若冲展」の紹介記事は、15日までに掲載することになっているのですが、
こちらは後日に。
今日は、先行プレビューそのもののお話です。


京都に向かう新幹線の中で、久しぶりに「奇想の系譜」を読んだ。
「伊藤若冲」の章は、30頁程度。
中でも「動植綵絵」に関する記述の部分は、
繰り返し読んでしまった。
ちなみに、「奇想の系譜」の著者、辻惟雄氏が、
今回の「若冲展」の監修者として、参加をされている。

京都駅で地下鉄に乗り換え、「今出川駅」へ。
この地下鉄に乗ったのは、大学生の時以来だから、
15年ぶりでした。懐かしい(笑)。

10分歩いて相国寺へ。


相国寺へは初めて来たけど、
京都御所の北側に位置するロケーションといい、規模といい、
“雰囲気”がありますね。

集合場所である会場前に到着。



受付を済ませると、「若冲展」の図録(2,500円)を頂く。
予想してなかったので、嬉しかったですね。
会場入りまでにまだ時間があるとのことで、
会場前で待っていると、なんと、あのプライス夫妻を発見!(笑)
先行プレビューのスタッフであるタカバシさんの計らいで、
プライス夫妻と一緒にみんなで記念写真を撮ろうということになったのですが、
プライス夫妻に時間がないということで、キャンセルに(笑)。
僕は、以前九州国立博物館で一緒に写真を撮ってもらっているから、
ダメージはなかったのですが。

その後、承天閣美術館へ。


ここを通って、美術館に行くことになります。
お寺の中にある美術館ですから、当然、
僧侶の方がたくさんいらっしゃいます。
雰囲気ありますよね。
ちなみに、ブログでは伝わりませんが、
御香の香りも、境内どこを歩いても漂っていたんですよ。
美術館の中も、です。

その後、承天閣美術館内にある会議室へ。


ここで、色々と先行プレビューについての説明を受けました。
興味深い話をピックアップすると…

○ プレビューのスケジュール
 ・ 〜12時:VIP?(プライス夫妻も、この関係かな?)
 ・ 12時〜13時:メディア関係者
 ・ 13時〜14時:ブロガー関係者(24人)
 ・ 14時〜17時:一般関係者(1,000人程度)

○ 招待されたブロガーは、15組24名。
  応募は約50名とのこと。

○ メディア以外の、ブロガーを対象としたプレビューは、
 おそらく、今回が初めての試み。今までは、メディアonly。
  これがうまくいけば、今後もブロガー対象のプレビューが
 実施される可能性があり、そういう意味では、効果が試されている。

○ 承天閣美術館の会場は小さく、200人も入れば、
 作品の前に3重の人の列ができる。
  会期期間中の来場者数見込みは、1日=4,000〜5,000人。

○ 会期が1ヶ月なのは、現在「動植綵絵」を所有する宮内庁からの許可が、
 作品保存の観点から、これが限度であった、とのこと。



人数的な割合から考えると、
ブロガーのプレビューが、とても優遇されたものだと知りました。
当初、1時間とは少ないな〜って思いましたが、
他のプレビューも同じですし、その上
ブロガーの人数が圧倒的に少ない。

会期が短いかなと思ってましたが、やはり
宮内庁からの許可が下りなかったんですね。
「動植綵絵」は国有財産ですから、仕方ないですね。
元々、「動植綵絵」の相国寺への貸し出し自体に、
交渉に時間がかかったらしいので。

開館時間は7時間。
1日=4,000人としても、1時間平均600人弱。
どう考えても、込みますね。
身動き取れないかも、しれません。
それでも、観に行く価値はあります。
いや、観に行く価値あります。
ちなみに、「若冲展」の公式HPから、混雑情報を入手できます。

一番驚いたのは、応募が50名もあったこと!
約30%の確率で招待となったわけです。
僕のブログでよかったんだろうかと、今でも思います(苦笑)。
その分、きっちり記事にしようと思いました。



13時から、いよいよ会場に移動し、
相国寺承天閣美術館の学芸員、村田隆志氏の説明を受けることから、
僕たちのプレビューが始まりました。


この村田氏。話し方がとても上手く、説明も的確。
話の内容も、大変興味深いものでした。
なので、ブロガーも、
次第に食い入るように説明を聞くようになっていた(笑)。
ということで、当初10分の予定だった村田氏による説明も、
結局30分も(笑)。
その終わり方というのも、
30分経過し、残り30分となり、
ブロガーによる取材時間を心配したスタッフの方が、
村田氏に申し出て終わったぐらい。
それほど、有意義なものでした。
(希望者は、その後も村田氏から説明を受けてました。)

1時間、会場を僅か24名で独占できたのですから、
この上ない環境でした。
会場はガラガラですし、作品も独占できましたし(笑)。
おまけに、通常鑑賞では絶対に認められない会場内撮影が、
堂々と認められたわけです。
ということで、会場の様子を、少しだけですが…


(第2展示室の左側)


(第2展示室の右側)


“至福の時間”でした。
生きてると、良いことありますね。


プレビューの時間が終了し、会議室に戻ってくると、
外には、14時からの一般プレビューのための行列が。


この見える場所から会場の中に入るまで、おそらく数十メートルはあります。
僕たちは、破格の待遇でしたね。ありがたいことです。

その後、会場外にある売店へ。


ここでは、「若冲展」のグッズの説明がありました。
そして、グッズの一つでもあるポストカードと手帳を頂きました。
関係者のブロガーに対する“思い”が、十分に伝わってくるようです(笑)。
ということで、グッズの紹介も、後日させていただきます。



明日から紹介記事をアップしますが、
既存のメディアでは紹介しない情報を中心にしようと思います。
ブログならではの、且つ手に入れたい情報を提供できれば、
と思います。
加えて、個人的にはカラーコーディネーターの視点から、
色彩の観点から作品紹介をしたいな〜って思います。
なんといっても、作品「動植綵絵」は、
“動植物を描いた彩色画”の意ですから。

ということで、しばらく考えます(笑)。

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COMMENTS

Posted by うさみ  at 2007/05/13 7:41 PM
この展覧会、すごく気になっていたんですよ〜。行きたいけど京都だし、お寺さんでやるんじゃ狭いだろうし・・・と思っていましたが・・・
お勧めなんですね、混んでいても見るべきなんですね・・・私は根性がないので、日帰りは無理だし、行けなそうです。らすからさんの紹介記事で見たつもりにさせていただこうかな〜(^^ゞ 楽しみにしています、よろしくお願いします<m(__)m>
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/13 11:23 PM
うさみさん、こんばんわ。
「若冲展」は、「動植綵絵」を一度に観ることができるまたとない機会ですから、
口コミ的に、話題が広がっていますね。
作品数は少ないのですが、レベルの高い作品が多く、
若冲に興味のある人であれば、観始めると、おそらく時間がかかると思います。

明日以降、記事にしますが、
「観たほうがいい」的な内容になるので、
うさみさんには、ちょっと酷かもしれませんね(苦笑)。

Posted by DOG  at 2007/05/13 11:28 PM
プレビューでご一緒した者です。
上の写真に自分がちょいちょい写っていて恥ずかしいです。

今また考えても、本当に贅沢な見方をさせてもらったんだなぁ、と痛感してます。


導入部分でこのボリュームとは、本編に入ったらいったいどんなエントリーになるんでしょう。楽しみにしてます。
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/14 12:40 AM
DOGさん、はじめまして。
こちらこそ、お世話になりました。

写真をアップする際、人の顔が写っていないものを選ぶようにしました。
もしかしたら、ご迷惑をおかけするとまずいな〜って思ったもので(笑)。
後姿なので、お許しを(苦笑)。

ホント“至福の時”でしたね。
全身からパワーを貰ったような感じでした。

ちょっと長すぎましたね〜(笑)。
もっと端的に書かないとは思っているんですが…(笑)
本編は、意外と短いかもしれませんよ〜(笑)
明日、と言うか今日にでもアップします。
また、遊びに来てくださいね。
Posted by 女子美大生  at 2007/05/14 10:30 PM
こんにちは。プレビューでご一緒させていただきました。お寺さんも、作品も、観る人もみんなが幸せにあふれているステキな展覧会でしたね。私も記事をアップしました。よろしかったら、遊びにいらしてください。TBさせてくださいね。
Posted by にのみや@QTVR Diary  at 2007/05/14 11:44 PM
初めまして、こん◯◯はぁ!
ネット先行プレビューでご一緒させていただいた、
変なパノラマ機材で撮ってた者です。
(決して怪しい者じゃ、ゴザイマセン)
さて、今回の贅沢さは、ちょうどらすからさんが撮られていた、ボクらの後の一般プレビュー参加者の長い行列の写真に集約されているでしょうね。あれ見て、「ホンマにあんな小さい会場に入るんやろか?」って思いましたもん。逆に、普通があれだけのキャパを扱う大展覧会であって、ウチらの内覧会規模(だって24人!)ってのうが、ホントウに、ホントウにあり得ないものなのだと、あの行列を見て実感しました。
このお写真はさすがに他では見られない光景でしょう...ブロガーならではの視点ですね。面白かったです。

またこんな機会がお互いに恵まれますように!(笑
Posted by Tak  at 2007/05/14 11:57 PM
こんばんは。
先日のプレビューでご一緒させていただいた者です。
興奮しっぱなしでした。
今でも夢かと思っています。

TB送らせていただきました。
今後とも宜しくお願い致します。
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/15 1:38 AM
女子美大生さん、はじめまして。
こちらこそ、お世話になりました。

確かに、みんな笑顔でしたね〜。
このご時勢に、こんなに笑顔で溢れる光景は、なかなかないですよね。
それだけ、満足したんですよね。みんな。

コメント・TBありがとうございます。
後日、ゆっくりと遊びに参ります。
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/15 1:46 AM
にのみやさん、はじめまして。
にのみやさんのことは、記憶にあります。
もしかしたら、売店前で話をした方でしょうか?(間違ってたら、スミマセン…)

言われてみると、にのみやさんの仰るとおり、“あの写真”が、もしかすると一番端的に、この“贅沢さ”を表してるのかもしれませんね。
当人の私自身は、思いもよりませんでしたが(笑)。

本当に“至福の時”を過ごさせていただきましたね。この感動は、ぜひとも記事にして、一人でも多くの方に伝えたいな〜って思いましたよ。

確かに、“あの写真”は、ブロガーの特色が出た1枚になりますね。
撮って良かった(笑)。
と言いますか、そういう評価をしていただき、ありがとうございます。嬉しいです。

ホントに、またいつかこういう機会に恵まれたいものです。
そのためには、我々の今回の記事は、重要ですね!
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/15 1:53 AM
Takさん、はじめまして。
こちらこそ、お世話になりました。

私も未だに興奮していますよ。
ただ残念なことに、この感動を伝えることができるのが、ネット上に限られております(笑)。
家族や職場では、伊藤若冲の存在すら、知られてませんから(苦笑)。

Takさんのブログは、以前検索結果で訪問したことがありました。
フェルメールなど、造詣が深いですね。
羨ましい限りです。
日経新聞に掲載されるなんて、凄すぎますよ!

こちらこそ、よろしくお願いします。
後日、ゆっくりと遊びに参ります。
Posted by nanet  at 2007/05/15 4:58 PM
こんにちは、私もあの先行プレビューに参加させていただいたものです。
第二展示室に入ったときの皆さんの歓声が未だ耳に残ってます。
そしてあんなに贅沢な対面をさせていただいたにもかかわらず、分かれてからすぐまた若冲作品に会いたくて、心は京都の毎日です。
ブログは意見させていただきました。時系列追われた写真でとっても分かりやすいですね!
私もやっと展示状況等アップ致しましたのでトラックバックさせてください。
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/16 12:56 AM
nanetさん、はじめまして。
確かに、皆さんの感動の瞬間は、忘れられないですね。

ボリュームがありすぎる展覧会なだけに、
時間としては、やはり短い気もしましたから、
どうしても、また観に行きたいという気持ちを抑えることは、
僕もできません(笑)。
思った以上に感動している自分が、此処にいます(笑)。

とりとめもない感じになってしまいましたから、
読みづらかったのではないかと思っています(苦笑)。
どうもありがとうございます。

nanetさんは、イラストレーターなんですね。かっこいいです。
ケルトの世界は、幻想的ですね。
Posted by kurohani  at 2007/05/17 1:15 AM
初めまして、プレヴューでご一緒させて頂いた者です。本当に素晴らしい機会でしたね。帰宅してからもひしひしと感動を噛み締めております。らすからさんの記事で相国寺のお坊さん達がとっても嬉しそうだった事を思い出しました。
私も記事をアップしましたのでTBさせて頂きました。
Posted by らすから/管理人  at 2007/05/17 1:24 AM
kurohaniさん、はじめまして。
コメント・TB、ありがとうございます。

当日よりも、今の方が感動を実感しています。
不思議なものですが、おそらく当日は感動しすぎて、
実感が湧かなかったのかもしれません。

kurohaniさんの仰るとおり、そんな気がしましたね(笑)。
プレビューの日は、相国寺全体がソワソワしていたような…
この日を、120年待ち望んだ証拠かもしれないですね。

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