citta' di colore

“The Power of Landscape & Color”

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essence



随分久しぶりの記事となってしまいました。

旅行から帰ってきてから5月2日まで、
休みがあまりない状態が続いたからです。
その原因といえば、それはもちろん
“異動”したからです。

そう。念願かなって、異動できました(笑)。




異動先は、「カスタマーセンター」。
本社に戻ることも無く、また、支店に配属されることも無く。
我が社で唯一のカスタマーセンターでした。
それも、総務系の職場ではなく、まさに問い合わせなどを受ける職場でした。

この異動発表を聞いた瞬間、
「冷や飯を食わされたかな?」と思いました。
じつは、昨秋の人事面接で、僕が希望していた異動先は、
「これまでやったことのない業務で、且つ支店で。」
正直なところ、3年前に支店勤務を希望したのは、
本社勤務で心身ともにボロボロになったことから。
それを支店勤務により、回復に努めることでした。

それがこれまで何度も記事にしていたように、
思惑違いでとても激務の職場。
僕が配属になる前年までは暇だったということでしたから、
ツイてなかったわけだけど。

“今度こそ”、の思いで、再度希望したのでした。
そのことは、昨秋にちょうど僕を訪問してくれた人事課の後輩に対しても、
その思いを伝えていますが


それでも、「カスタマーセンター」というのは、意外でした。
それも直接問い合わせを受ける職場では、
さらに大変になることは疑いもなく、
これでは、本社に戻った方がマシ、ということになりかねない。
それで、「冷や飯を食わされた。」と思ったわけです。
本来であれば、本社に戻り、バリバリと働かなければならない立場ですから。


僕の異動先を知った周囲のリアクションは、
僕が予想してた以上に、重苦しかった(苦笑)。
僕が支店勤務を希望していた事実は、じつは
この支店では、支店長と副支店長以外は、誰も知らない。
周囲の私に対する評価は、
「次は本社で決定だな。」というものでしたから。

その僕の異動先が、本社でもなく、また
メインの支店でもなく、カスタマーセンターであったわけですから、
概ね、「らすからさんは、もしかして左遷? なぜに?」
という空気でした。
その証拠に、午前中に人事異動の発表があってから、
夕方勤務が終了するまで、誰も僕に話しかけてこなかった(苦笑)。
あえて避けている、という感じでした。



唯一声をかけてきたのが、僕ととても仲の悪い副支店長(苦笑)。
話を聞けば、カスタマーセンターの所長と同期らしい。
そこで、午後イチに所長に電話してくれた。
僕の担当する仕事や職場のことなどを。

ここから話が急転直下、となる。

まず、僕の仕事は、直接問い合わせを受けることではなく、
(中間)管理職の仕事を、ということでした。
というのは、直接お客様からの電話を受けるのは、
10名程度の契約社員の人だからです。
僕は、その契約社員の方のサポートをしながら、
“他の仕事”をする、ということでした。

我が社では、僕のような“アラフォー”世代は、
まだまだ担当者のレベルであり、
管理職の仕事をさせてもらえるのは、
50歳前後になってから、なのである。
人が足りない職場では、50代半ばでも、
管理職の仕事をしながら、担当レベルの仕事もやらなければならない状況。

なので、“アラフォー”の社員が管理職のような仕事をできるのは、
異例の話。
僕の前任者は、56歳の主査でした。
過去を調べても、やはり50歳ぐらいの主査が担当していたようです。
そこに39歳の主任の僕が配属になること自体、
どんどん“高齢化現象”を起こしている我が社の年齢構成上、
ありえない人事、というものでした。

この年で、管理職の勉強をさせていただける。
幸せなことです。
さらに、勤務地は、家から2.5キロと、
これまたとても近い所でした。
引き続き支店勤務を希望していたので、
長距離通勤を覚悟していました。
車で1時間や2時間の通勤を。
そのために、2月の車検時には、
メンテナンスまでお願いしていましたから。

さらに、休日出勤もなく、残業もほとんどない、ということ。

この話を一通り聞いた副支店長は、電話を置いた途端、
「らすからくんは、恵まれた異動だなあ。」と一言。
「普通は、支店を希望しているのだし、
 今の勤務地が自宅から1キロの所なのだから、
 遠くに飛ばされるもんだがな。おかしい。」

じつは、この一言が、すべてを物語っているのでした。
僕も同感でしたから。
この瞬間、僕の心の中には、
「もしかして、好待遇?(笑)」という気持ちが芽生えたことは
否定できません。



そして、夕方の定時勤務終了後。
僕と一番仲の良い先輩社員が、声をかけに来られた。
先輩は、僕を励ますために来てくれたわけだが、
僕が、仕入れた情報などを話すと、とても安心された。
そして、今度こそ心身を回復し、次は必ず本社に戻れと。
その先輩社員も異動となったわけだが、
今回昇進され、そして異動先も満足のいくものだったということ。
僕もホッとした。

その後、堰を切ったように、次から次へと来訪が続く。
そして、携帯電話が鳴り続く。
メールも入ってくる。
皆、心配したようだ。僕が落ち込んでいるんじゃないか、って(苦笑)。
だが、仕入れた情報を伝えると、皆一様に安心してくれた。
それにしても、カスタマーセンターに異動となっただけで、
これだけ心配されるというのは、
僕がどのように見られてるのか、またどのように評価されてるのか、
それを考えた時に、ちょっと嬉しかったな(笑)。

それと同時に、我が社におけるカスタマーセンターの位置付けが低い、
ということも気になった。
国も、消費者庁を設置するご時勢。
頑張って、ステイタスの向上にも努めたい、とも強く感じた。


///////////////////////////////////////////////////////////////////////////


上に掲載した絵は、moharizaさんのスケッチです。
東京タワーを描かれたものですが、
見えている展望台は、大展望台。
その上に設置されている特別展望台は、
太陽の眩い陽光を描くことにより、
意図的に“隠されている”わけです。
ですから、このスケッチの東京タワーには、
展望台は一つしか描かれていません。
(この辺りの詳しい話は、こちらのコメントを参照してください。)

この絵は、「“本質を見抜く”“本質を捉える”と云うこと」の重要性を、
私たちに教えてくれています。
「確か、東京タワーには、展望台が2つあったはず。
 描き忘れたのではないか?」と思う前に、
もう一度自分の目で確かめてみるということを、
求められていますし、さらには
「自分の目で確かめているのだから間違いは無いはず。
 だから、やはり描き忘れでは無いか。」と思うのではなく、
もう一度、自分の目で見て確かめたということを疑い、
確かめたことは正しかったのか、
という再確認の重要性に、改めて気づかされているのです。


今回の僕の人事異動に対するリアクション。
まさにこのスケッチと同じようなシチュエーションでした。
僕が実際にやる仕事を知りもせず、
それぞれが持っているイメージだけで、判断してしまう。
肩書き社会の日本では、
このような場面に出会うことが多いのかもしれません。

左遷させられたつもりが、じつは会社から
休養を与えられただけでなく、さらには
来るべき将来のために、将来の“準備”をさせてもらえたのかもしれない。
これが、会社が意図したことかどうかは、今はわかりません。
答えが出るのは、3年後の僕の次の異動の時。

50歳まで本社において、担当レベルで昼夜問わず働く方が良いのか、
それとも…
どちらも良いのかもしれませんが。
ただ、こういう管理職の仕事をさせてもらえるということは、
若くして、管理職の気持ちも知ることができるわけで。
やはり、良い経験になるのだとは思う。



楽しみになってきたな(笑)。

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COMMENTS

Posted by mohariza  at 2009/05/06 1:17 AM
まずは、栄転おめでとうございます。
しばらく、ブログ更新が無いので、どうしたのか?と思っていました…。

このブログを見られる方は、美術関係に興味のある方が多いと思いますので、「東京タワーのスケッチ」の補足をします。

<スケッチ>においては、偏見の見方(自分がそう見えるから、そう描く見方)もありますが、まず、素直に対象を観ること、が大事だと思います。まっさらな気持ちで観て行くと、徐々に今まで見え無かったものが、観えて来ることがあります。
色を付けると、観えて来ることもありますので、見方・描き方(視点、描く材料)も変えると、明かになることもあります。
まず、観ること、描くことが大事だと思います。
(「観る」とは、漫然と「見る」のとは違います。世の中、ものを観てない人が多いようです…。)
Posted by らすから/管理人  at 2009/05/06 4:14 PM
moharizaさん、こんにちわ。
ご無沙汰をしておりました。

今の自分の立場では、
あまり“栄転”という言葉は相応しくはないと思いますが(苦笑)、
ただ、お気遣いいただいたことに感謝しております。
ありがとうございます。
新しい職場で1ヶ月が経過しましたが、思ったよりも
さらに良い職場でして、改めて運の良さに感謝をしています。

ここ1ヶ月は、忙しかったのですが、その理由は
新しい職場にあるのではなく、元の職場に原因があります。
僕の後任者がパッとしない人間で、どこから見ても
仕事ができそうには見えない(苦笑)。
加えて、これまで一緒に働いていて今回残留した若い社員も、
仕事ができない人間ですから、なぜか
僕が元の職場のコントロールまでしていました。
日中は新しい職場で仕事、夜は元の職場で仕事。
土日も、元の職場で仕事という有様。
僕は、ここまで前任者にされたことはもちろんありませんから、
改めて、3月まで元の職場を引っ張っていたのは自分であり、
自分にかかっていた負担は、相当なものだったんだなと
思いました。
でも、これでやっと手が切れましたので、
今月からは普通の生活が送れそうです。

>「観る」とは、漫然と「見る」のとは違います。
>世の中、ものを観てない人が多いようです…。

この言葉、よ〜くわかります(笑)。
決して、自分がよく観れているとは言いませんが、
僕ほど観ていない人がとても多いことに驚いていますから。
元の職場なんか、際たるものでしたから(笑)。

お蔭で、なんかすっきりしました。
Posted by ofuu  at 2009/05/15 9:27 PM
ご無沙汰しました。
コメントしないまま拝見していたのですが旅行の記事から間があいて
どうなさったかと思ったら異動で大変だったのですね。
しかも元の職場のお仕事で!大変な時期は過ぎたはずの職場ですよね?
今までらすからさんが、いかに孤軍奮闘されていたかの証明ですねぇ。
本当にお疲れ様でした。
新しい職場で英気を養い、3年後の異動に備えてくださいませ。

カスタマーセンターというのは、会社全体のためになる大事な部署だと思います。
特に多くの人が苦情や要望を声高に言うようになった現代では
決して疎かに出来ませんね。
それこそ「自分とは違う見方・考え方」への理解も必要なはずです。
既に能力の高いらすからさんが一層視野を広げ
管理能力を身につける素晴らしいチャンスですね。
今後のますますのご活躍を期待しています!
Posted by らすから/管理人  at 2009/05/17 10:03 PM
ofuuさん、こんばんわ。
コメント、遅くなりました。
先週半ばから神奈川県に出張に行ってまして、
週末に戻ってきましたもので。

まったく、元の職場は本当に“タチが悪い”ですよ(苦笑)。
異動で出て行った僕にここまでやらせているのに、
僕にお礼を言ってくるのは、
今回残留した若い社員だけなんですよ(笑)。
あの職場は救いようがないですよ(苦笑)。
みんな、物事の本質が見えてないです。
だからこそ、3月まで僕が孤軍奮闘していたわけです。
でも、それももう終わり(笑)。
これから、あんたたちで好きにやれば?って感じです(笑)。

そのとおりだと思います。
ですから、我が社におけるカスタマーセンターの位置付けが低いことが、
とても気になっています。
我が社が飛躍できるかどうかは、
こういうところで変革できるかどうか、だと思います。
なので、その変革に、自分が関わりたいと思います。
とても良い時期に、カスタマーセンターに
配属になったと思います。

おっしゃるとおり、これを機に、大きく飛躍したいと思っています。
これまで苦手で短所であった人間的な部分について、
腰を据えて見直そうと思います。
それができたとき、3年後には
さらなるステージが、待っているんだと思います。
でも、この職場は“ステップアップのための職場”ではないですよね。
ここの職場でしっかりと変革などを行い、
みなさんに喜んでもらえればと思います。

がんばります!

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