citta' di colore

“The Power of Landscape & Color”

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“ありったけの愛,とどけ,東北に”

日本の四季は大変美しく、
四季の移り変わりは、
同じ場所の印象を大きく変えてしまうほど、
素晴らしいものである。

色彩の勉強を始めてから知った「襲の色目」
「襲の色目」とは、
日本の四季や草花、自然現象に見られる2色の配色のことをいい、
四季ごとに、それぞれ名前がつけられている。
このように日本の美しい四季を反映した「襲の色目」は、
日本の配色として、世界に誇れるものだと思っている。

例えば、“紅葉襲”
これらの写真を見ていると、心から、

「日本に生まれて良かった」

と素直に思えてくる。



ところが、この国は、毎年のように、
自然災害に遭う
台風に豪雨、そして地震に津波。
海に囲まれ、南北に細長い日本にとって、
海に影響される災害に対して、古来より、
先人たちも苦境に直面してきたのである。



一方で、その日本には、同じく古来より、
“八百万の神々”を信仰してきた
自然物や自然現象の中に、神々しい“何か”を感じ取り、
我々に恩恵をもたらしたり、
ときに我々に危害を及ぼす自然に対し、
畏怖の念を抱いてきたのである。

我々と同様に、地球も、“活きている”。
だから地球だって、苦しくなり、
活きるために、“もがく”こともある。
もがかなければ、地球だって、
維持できる保証は無いからである。

だから。
災害は絶対になくならない。
今後も絶対に、どこかで生じる。
この国では、特にそうである。




東北地方太平洋沖地震の影響が、
なかなか終わりを見せてきません。

東北関東大震災に直面している東北の皆さんに対し、
今の私は、かける言葉さえ、見つかりません。

ただ、leccaさんの 「君にとどけ」という楽曲の歌詞が、
今一番、私の心境を表していると思うので、
ここに掲載しておきたいと思います。





必要以上に強く ふるまうことなんてない
しつこくエールを出すけど がんばりすぎることもない
君が君らしくいて 初めて意味があるから
忘れないで欲しいのは その笑顔の源
負けない人になるより
負けてもまたそこから
気を取り直して やり直せる人になって
たとえ何度でも ふり出しに戻っても
はじめられる強さ それだけ持って
君が出してた SOS を 見逃してしまった時は
いくら謝っても足りない だからすぐに届けたい
何かやなことがあってひとりで涙ながしてはいないか
たたかうなら一緒にいるから どうかつないだまま
いまここにあるのは ありったけの愛
太陽の光さえ届かない場所でも
きみにとどけ、って私が照らしてるよ
だからほら 胸を張って歩きなさい



地震が起きて2時間後に、
大変仲の良い福島県庁の県職員に対し、
メールを送っていました。
今日の夕方、メールが返信されてきた。
内容は、とりあえず無事であったということ、
そして、翌日から今日まで、訳がわからないままに、
災害関係の仕事を続けてきた、というものでした。

メールの最後は、次の一文で終わっていました。

絶対に、乗り越えてみせる



苦境に直面した先人たちは、その都度、
海に四方“開けた”この国で、
自然を克服しようとするのではなく、
自然に畏怖の念を抱きながら、
自然とともに、生きてきました。

その積み重ねの結果が、
今日の私たちの生活を築いています。
そして、この美しい自然を、残してくれています。

今問われているのは、私たちの“これから”、
なのだと思います。



私たちは、先人たちに学びながら、
必ず、この苦境を乗り越えることができるものと
固く信じています。

先人たちの子孫である私たちには、
その力があるものと固く信じています。

先人たちが「ゆい」「もやい」で相互扶助の精神を養ってきたように、
私たちは、ボランティアの精神で、
地域の枠を超えた広域的な助け合いを、
実現できるものと信じています。

自然災害が大変多いこの国が、
助け合いによって、飛躍的に復興する姿を、
世界に見せることができる日がそう遠くないものと、
固く信じています。

そして。

その復興は、人間が自然を克服する形ではなく、
人間に危害を及ぼした自然とともに、
この地球において共に生きていく形であり、
この国の国民が、比類なき寛容の精神の持ち主であることを、
世界に示す日が、そう遠くないものであることを、

これまで温厚な姿しか見ることができなかった福島県職員の
力強い決意のメールを見て、
固く信じている。



 

東日本復興へのストーリー | comments(2) | trackbacks(0)

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COMMENTS

Posted by TOMO  at 2011/03/16 5:28 PM
本当にその通りですね。



福島県職員の方の心強い言葉が、被災地の皆様の希望になってほしいと思います。




再びあの地に花が咲き、人々の笑顔が戻る日まで、出来ることをやるしかないのですから…。
Posted by らすから/管理人  at 2011/03/17 2:46 AM
TOMOさん、こんばんわ。

知り合いの福島県職員の印象を一変させる大震災。
世界中からも、多くの関心をもたれる事態になっています。
私たちの目に入ってくるシーンだけでも、
大変衝撃的なものでした。

福島は、さらに追い討ちをかけるかのように、
原発問題が発生しています。
日本の政府や官僚、そして東電は、
国民に対し、世界中の人に対し、
確実に事実を隠蔽しています。
それにより、福島県民を始め、
福島県の地方公務員の皆さんが、
不利益を被っています。

私たちは、災害支援をするだけではなく、
福島県民に代わって、
こうした輩を糾していくことも必要なのだと思います。

とにかく、これ以上事態が悪化しないことを
祈るばかりです。

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