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がんばっぺ! 福島!! 東北!!!

福島県から、帰って来ました。





避難所の中で、約10日間、
避難所の人とともに、寝食をともにしてきました。

生まれて初めての、“避難所生活”でした。
率直に言えば、
とても苦痛に感じました。

食事は、1日に3度配給があるとは言え、
おにぎりやパンがメインであり、
メニューに代わり映えはありません。
飲み物も、いつも冷たいペットボトルか、
缶ジュース等でした。
2日もすれば、すぐに飽きてしまいました。
炊き出しは、毎食ではなく、時々という状況でした。

寝る場所は、フロアにダンボールや毛布を敷いて確保します。
私たちボランティアは、寝袋を持参し、
床の上に寝袋を敷いて、その中で寝ました。
固い床の上で寝るということは、
疲れを取るどころか、
返って疲れることになりました。

避難者の方は、普段の居場所も、
当然寝る場所と同じ場所ですが、
そこは、土足でみんなが通る脇に確保することになるため、
ホコリが舞い、さらには換気も不十分なため、
空気が悪く、極めて不衛生な環境でした。

もちろん、プライバシーは、
全くと言っていいほど確保されません。

風邪やノロウイルスも流行っており、
常に、病気感染の心配が、付きまといました。



ある避難者の方が、憤りをもって言われていました。

「私たちは、家畜じゃない!」


そのとおりだと思いました。
でも、こういう状況が、既に1ヶ月以上も経過しています。
避難者の方は、限界に近づいています。



なんとかならないのか。

自然災害が多いこの国の政府や官僚は、
不幸にして災害に遭った人達をケアする施策を、
何も持っていないことが、身をもってよく理解できた。
全く準備をしていない、準備を怠っていたと言わざるを得ない。

愚か者、としか言いようがない。



福島県は、原発問題だけではない。
岩手県や宮城県と同様に、地震や津波の被害も、
甚大である。
マスコミは、岩手県や宮城県ばかり採り上げるが、
福島県の津波の被害も、甚大であり、
地区が壊滅している所もある。

私が出会った20代男性。
彼は、生後11ヶ月の赤ちゃんを抱いていた。
奥さんは、津波に流されたのだという。
遺体は、まだ見つかっていない。

ある30代の女性は、家を新築し、
新居に引っ越す直前に、大地震が起き、
そして原発の関係で、
我が街を避難することになったという。

みんな、掴みかけていた“ささやかな幸せ”を
奪われてしまった。

そして、この避難所生活が追い討ちをかけている。
この劣悪な避難所生活は、“人災”である。

政府や政治家、官僚連中は、
この現実を、直視せよ。
困り果てている自国民を救えないで、
天下国家を語るとは、愚の骨頂である。



その中で、福島県庁や福島県内の市町村の職員は、
よく頑張っている。
国が全く当てにならない状況の中で、
独自に考え、そして避難者のために行動していた。
政府やマスコミが、いい加減な発言を繰り返し、
避難者に過度の期待を持たせては、裏切り、
そのしわ寄せが、地方公務員に押し寄せていた。

彼らの勤務は、早朝から深夜に及び、
時には24時間勤務もある。
休日は、その24時間明けのみである。
本当に、よく頑張っている。



福島県は、岩手県や宮城県と異なり、
地震、津波、原発、そして風評被害の四重苦に
悩まされている。

福島県は、岩手県や宮城県と異なり、
原発問題が現在進行形であり、
まだ復興に軸足を置けていないのである。

それでも、避難者の方も地方公務員も、
負けてなく、めげてなかった。



さらに、負けてなく、めげてないだけではない。
最終日に、私の福島滞在期間中の地元新聞を購入するため、
地元新聞の販売所に行った。
そこで、10日分購入した。
お金を支払い、帰り間際に、販売所の方に購入理由を聞かれたので、
私がボランティアで福島県に来たことを告げた。
すると、お金は要らないといわれた。
わざわざ他県からこの福島県民のために来てくれたのに、
お金をいただくわけにはいかない、ということだった。
私は、福島県民に迷惑をかけられないと、お金を戻そうとしたが、
販売所の方は、再度受け取ってくれることはなかった。

避難所にいるお爺さんに声をかけられた。
西日本から来たことを告げたところ、

「みんな原発のことで、福島から出て行っているのに、
 福島に来てくれてありがとう」

と言われた。
別に、お爺さんが御礼を言うことではないのに。
どうして、福島の人が、こんなに苦しまなければならないのか。



そんな人達を、わずか10日間しか直接支援できず、
福島の地を去らなければならなかった私は、
己の無力さ、非力さを改めて思い知った。
自分が情けなく感じ、福島を去るバスの中で、
不覚にも、悔し涙が出てしまった。

悔しい。

また、福島県に戻りたい。
行く、のではない。
私にとって、もはや第3・第4の故郷も同然である。



私は、
私の今の気持ちを、上手に伝えることができない。

でも、猪苗代湖ズの『I love you & I need you ふくしま』の歌詞は、
福島県に関わる人達の気持ちを、
限りなく表現できていると思う。




I love you & I need you ふくしま



ふくしまに ふくしまに ふくしまに
置いてきたんだ 僕は 本当の自分を

ふくしまで ふくしまで ふくしまで
愛したいんだ 僕は 本当の君を

明日から 何かがはじまるよ ステキな事だよ
明日から 何かがはじまるよ 君のことだよ

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが好き

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが好き



ふくしまで ふくしまで ふくしまで
君が すばらしいってこと 確かめさせて

ふくしまで ふくしまで ふくしまで
夢みたいな 日々と 美しい君

明日から 何かがはじまるよ ステキな事だよ
明日から 何かがはじまるよ 君のことだよ

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが好き

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが好き



明日から 全てがはじまるよ 君の日々だよ
明日から 新しい日々だよ 君の日々だよ

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが好き

I love you baby 浜通り I need you baby 中通り
I want you baby 会津地方 ふくしまが好き

I love you baby 野馬追い I need you baby 赤べこ
I want you baby 鶴ヶ城 ふくしまが好き

I love you baby ふくしま I need you baby ふくしま
I want you baby 僕らは ふくしまが

I love you baby ふくしま I need you baby ふくし

I want you baby 僕らは ふくしまが ふくしまが 好き!





福島の空は、青く澄み、

会津の山々は、凛として存在感を示し、

雄大な大地は、私たちを迎え入れてくれました。

それ以上に、福島の人々は、心が澄み、

被災に甘えることなく、忍耐強く、凛として存在感を示し、

私たちを迎え入れてくれました。



どうか皆様方、
現在進行形の福島県を始め、
東北地方、東日本に対して、
末永く関心をお持ちください。
よろしくお願いいたします。

このブログでは、今後も関連する記事を発信し続けます。

 
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